切り離しできるメモ帳と言えば、やっぱりオレンジのカバーが素敵なロディアですよね!
そして悩みのタネというと、カバーの種類が意外と少ないこと…。
このブログでもロディアに関しても少し書いていますが、そのうち2つはこのカバーに関することなんです。
今回紹介するカバーは、A7サイズのNo.11用カバーとしては、比較的新しいシリーズの「マドラスカバー」というもの。
しかも公式で発売されているカバーなので、外側には「RHODIA」のロゴが印字されていますし、さらに珍しい横開きタイプですので、欲しかった方も多いかも?
実際にどんなものだったか、ざっくりと「ロディア No.11 マドラスカバー」についてレビューしていきたいと思います。
素材は合皮、ポケット付き
ということでまずは外側のロゴがある方を。
合皮とは言え、革製カバーだと縦開きのものが多い傾向にあるので、横開きの選択肢が増えたことは喜ばしいことだと思います。
そして裏面のポケット側へ。
チラッと青いものが見えていますが、入れっぱなしにしてしまった名刺です。
一応このポケットに入れて、不便なく出し入れできる範囲はSuicaとかクレカとかのカード類なら1枚、名刺なら5〜6枚程度にしておいた方が良いかと思います。
わりとしっかりと作られていてキツめなので、無理に入れることになるとちょっと心配な気もします。
では開いてなかを見てみましょう。
両開きに対応だけど…
何も入れない状態で全開にしてみます。
こんな感じで両方ともペラっとしたポケット式になっています。
ですのでどちらにロディアを挿しても、もう片方は切り取った紙を入れたり、名刺を挟んでおいたりすることができます。
ただこれ、どうでもいいことかもしれませんが弱点があります。
ちょっと見にくいかもしれませんが、イメージを掴むためにこんな感じで撮影しました。
まず、左側にロディアをさすと、右側に覆う部分が来くるんですが、この合皮が結構硬めなんですよ。
左利きの方であれば、反対の手で抑えながら書けば良いわけですが、右利きだと手首で抑えるような感じで書かないと書きづらいんです…。
しかもそうやっておさえると、今度は左側のロディアがシーソーみたいに浮いてきますし、ちょっとこのあたり不便なんですよね。
勘の良い方ならもうお気づきだと思いますが、そう、逆(右側)に挿しても同じ問題が左右逆転で起こります。
しかも今度は、「RHODIA」のロゴが入った表紙っぽい方が机とコンニチハしてしまいますし、ついついそっち側を上だと思って広げたりすると、ロディア自身がデローンって感じになっちゃうんですよねぇ。
左右どっちにも言えることではあるんですが、世間的には右利きが多いので、このあたりはうまく配慮したデザインにして欲しかったなあと思います。
ただ作り込みは良い
何だかんだ気になる点はありますが、それでもしっかりと作り込まれています。
合皮ではありますが、ポケットの内側になる部分(紙を差し込む側)は、ポケット外面と違いツルっとした表面処理がされているため、メモの出し入れがスムーズです。
またステッチの縫製もしっかりしていますし、公式で書いているとおり、コバ部分も丁寧に仕上がっています。
外側もしっかりと作られていますし、この折り曲がる部分も相当丈夫にしてあるので、熟れるまで時間がかかるかもしれませんが、簡単にヘタることはなさそうです。
ちなみに公式でのサイズは幅8.6×縦11.7×厚み1.8cmとなっています。
厚みに関して、実際に測ったところ公式どおりロディアを挿した状態での厚みでした。
使う気分的なところで気になる点はあるものの、実用的な面ではとても良くまとまっているカバーだと思いますし、価格面を考えてもしっかり作られているので、コストパフォーマンスが良いロディアカバーだと思います。
悩んでいる方はぜひ試してみて
ということで、ざっくりと「ロディア No.11 マドラスカバー」のレビューをしてみましたが、どうでしょうか。
ロゴの向きとか気にならなければ、公式で販売しているカバーで横開きタイプとしてはかなり良いカバーだと思います。
以前、横開きの紙製カバーを使っていましたが、どうもすぐボロボロになったりしてしまってイマイチ使い難かったんですよね…。この点、合皮カバーは丈夫ですし、長期の利用にも耐えられると思います。
ただ経年劣化した際にどうなるのか…ちょっと現段階では何とも言えないところなのでアレですが、少なくとも横開きタイプを探している方には選択肢として悪くないものだと思います。
ちなみに私のやつはコーラルオレンジですが、この他にブラック、オーシャンブルー、コニャックブラウンの4色展開となっています。
ってなところで、横開きにかかわらずカバーを探している方や気になっていた方は一度手にとってみると良いかもしれません。