リーガルパッドのレターサイズをいろいろと比較してみた

リーガルパッドのレターサイズをいろいろと比較してみる(2018年) リーガルパッド

この記事は、ブログ復帰後に再掲載を行っていましたが、2016年ベースの情報だったので更新が必要と判断し、改めて内容の加筆修正を行っています。

現在、リーガルパッドに関するブログや記事は2016年の頃よりも多くなっていますし、リーガルパッドを利用する人口も徐々に増えているようで嬉しい限りです。

これからリーガルパッドを使ってみようという方やすでに利用しているけど他も試してみたいと思う方などがいらっしゃるかと思います。

種類は少ないといっても国内で比較的楽に入手できるものでも5種類以上は存在しますので、今回はそんな中から管理人が見繕ったリーガルパッドを紹介しつつ、価格などの比較を行っていきたいと思います。

今回の記事で紹介するのは、リーガルパッドのなかでもスタンダードな位置づけのサイズで、変形A4とも呼ばれる「レターサイズ(215mm×298mm)」を紹介していきます。

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伊東屋 リーガルパッド L

東京銀座に店を構える「伊東屋」オリジナルのリーガルパッドとなります。

よく文房具や雑貨のセレクトショップなどでも販売されていることが多く、目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

日本企業のオリジナルというだけあって、紙質や厚みなどとても優れている半面、値段に直結しているので使い捨て感覚でいるとちょっと勿体無い気もします。

店頭でも購入できるので入手がしやすいことと万年筆、ゲルインク、水性インクなどでも安心して書くことのできる紙質なので、コスト面で折り合いがつけば選択肢として良いと思います。

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Mead リーガルパッド

こちらも海外の輸入雑貨を扱うショップなどで多く見られるリーガルパッドメーカーです。
海外でも評価はそれなりにあるようで、洋画や洋ドラマでもたまに見ることができたりします。

伊東屋のリーガルパッドと同じくやや厚めのしっとりとした紙質で、水気の多いインクでもにじみや裏抜けのしにくいものとなっていますもちろん鉛筆もOK

個人的な感想ですが、伊東屋のリーガルパッドに比べて表面がサラっとした印象があります。万年筆などで書き味に影響するとまでは思いませんが、若干紙を削るような感じもあるので、先の細いペンを利用するとインクが出にくくなったり滑りにくくなったりすることがあるかもしれません。

しかし油性インクのペンを利用すればヌラヌラとした書き心地で書きやすくなるかと思います。さすがアメリカン。

欠点らしい欠点といえば、伊東屋と同じく価格が少しお高めということ。輸入品ですから仕方ないか…。

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TOPS リーガルパッド

このメーカーに限らずですが、リーガルパッドは見えるところにロゴが書かれていないので判断ができませんが、多くの洋画や洋ドラマで出てくるリーガルパッドはこれの可能性が高いです。

といいますのも、「TOPS」は米国のメーカーで現地でも割と有名なようです。しかも後ほどの比較でもわかるかと思いますが、単価がとにかく安い上に書き心地も悪くないので、大量買いにはもってこいなんですよね。

裏抜けもそこまでひどくないですし、紙質もそこまで言うポイントがなかったり…とにかく普通な感じです。

ただ日本で利用するにあたって、最も安価に購入できるのがコストコしかないこと、というか店舗で正規取扱がコストコだけのようです。そのためAmazon等で購入すると割高感が出てしまうので、残念度合いが半端ないリーガルパッドです。

しかしコストコで買える場合、今回紹介したリーガルパッドの中で最もコストパフォーマンスに優れるリーガルパッドになります。

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オフィス・デポ リーガルパッド

こちらもビジネス用品としては有名どころの「オフィス・デポ」が販売しているリーガルパッド。

さすがの米国だけあって、オリジナルのリーガルパッドは紙質も価格もとてもバランスの良いリーガルパッドに仕上がっています。

公式の通販サイトが日本語対応で購入できますし、アマゾンなどでも値段が大きく変動せず入手がしやすいこともメリットかと思います。

紙質に関しては、かなりしっとりとした紙で表面もサラサラという粉っぽい感じではなく、ツルツルとなんとなく湿っているイメージの滑り心地です。

万年筆はじめインク系、水性サインペンなどでもスラスラと書ける気持ちの良い書き心地があります。
鉛筆だと書き心地は悪くないのですが、このリーガルパッド自体の紙の色なのか紙質なのかわかりませんが、なんとなく黒の色味が見にくく感じてしまうため、鉛筆やシャープペンシルでの記入を考えている方は少し違和感があるかもしれません。

ちなみにオフィス・デポは次に紹介するAmazonベーシック製が現れるまで、ずっとメインで使用してきたリーガルパッドです。サインペンで書くと気持ち良くて…。

またオフィスデポ公式でしっかりと特集を組んでるのも良いところだと思います。「リーガルパッド特集」に関する記事を別途まとめていますので、ご興味ある方はどうぞ。

オフィス・デポの「リーガルパッド特集」が気になったので価格を比較しつつまとめておく

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Amazonベーシック リーガルパッド

もうこれ、最高。個人的にイチオシのリーガルパッドです。
どれくらい好きなのかは個別に記事を書くくらいです。本当に良いですよ。

Amazonベーシックのリーガルパッドをおすすめする3つの理由

何が良いかはこちらの記事に細かく書いていますので、ご興味ある方はご覧ください。

ざっくりと内容をまとめれば、アマゾンのプライベートブランドなので入手はしやすいですし、価格も割と安価、紙質もサラッと乾いた印象で書き味はまずまず良いので、まさしく使いやすいリーガルパッドであるからです。

弱点があるとすれば、単品売り(1冊購入)がないので、毎回複数冊セットで購入しないといけないことと当然ながらAmazonでしか購入できないところでしょうか。
私はずっとAmazonユーザーだったので抵抗がありませんが、Yahooや楽天しか使わない!という方には手間かもしれません。

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価格の比較

ということでお待たせしました。今回紹介したレターサイズのリーガルパッドと参考用にロディア(No.18)を表にして比較していきます。

毎度のことながらAmazon価格を基準で紹介しています。TOPSに関しては価格が荒ぶっているので、カッコにてコストコ価格としています。

  販売価格 綴じ枚数 冊子数 1冊あたり 1枚あたり
Amazonベーシック 1,244円 50枚 12冊 103円 2.07円
オフィス・デポ 1,382円 50枚 12冊 115円 2.30円
伊東屋 864円 50枚 3冊 288円 5.76円
Mead 3,864円 50枚 10冊 386円 7.72円
TOPS 4,980円
(1,298円)
100枚 9冊 553円
(144円)
5.53円
(1.44円)
ロディア No.18 1,080円 50枚 1冊 1,080円 21.6円

現状、Amazonで購入ができて、おそらく一般的に多く購入されているものをチョイスしています。この他、同じメーカーで同じ製品だけど色が違うだけであったり、価格差が激しすぎるものなどありますが、今回は敢えて省いていることをご了承ください。

国産や輸入モノとして扱われる伊東屋、Meadのリーガルパッドはやや高めの印象を受けます。対して、プライベートブランドのAmazonベーシックと自社製品を日本法人で販売しているオフィス・デポのものは、比較的に安価となっています。

ざっくり分ければ、ネットを中心で購入できるものは安価で、実店舗でも購入ができるものが少々高めというところです。

ここで例外なのが「TOPS」のリーガルパッドでしょうか。Amazonでは、以前もう少し安く販売されていたのが急に値上がりしていたようです。とは言うものの、100枚1冊綴なので1枚あたりの単価で考えれば、伊東屋とMeadよりわずかに安いというレベル。

しかし先述したように、コストコで購入することができれば1枚あたりの単価が1.44円と最も安くなります。

参考で表記したロディアは、戦線離脱ですね。価格で言うと勝負にならないですね。

個人的にはコストと入手のしやすさでAmazonベーシックのリーガルパッドをオススメしていますが、だからと言って他がダメと言うつもりはありません。

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結局は用途と好みによる

最終的にはこれだと思います。

今回、価格で比較をしてみましたが、リーガルパッドが元々は下書きを目的としていて、結局は捨てられる用途であったということがベースにあります。

ですので、メモ書きを清書したら捨ててしまうと考えるのであれば、あまりコストをかけずに使えるものが良いかと思います。対して、下書きでも大切にとっておきたいと思う方は、多少お値段が張っても良いものを使うべきだと思います。

今回のリーガルパッドで言えば、書いて捨てるを実践することが目的であれば、Amazonベーシックかオフィスデポ、あるいはTOPSを選ぶほうが良いでしょう。

そうでなく大切にとって置きたいという方でも、これらを選んだり、伊東屋やMead、さらにはロディアという選択肢もあるかと思います。

あえて高くても持っていたい、紙質が好みなど様々な理由があって選ぶのも良いと思います。

このあたりは結局のところ、使う側の好みであったり、利便性であったりするわけなので、この点に関しては皆さんの自由で良いと思います。

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まとめ

ということで、余計な話もしてしまいましたが、リーガルパッドのレターサイズに関する比較をまとめてみました。

これからもリーガルパッドを使う方、他にも使ってみたいけどどれがいいか悩んでいる方などたくさんいらっしゃると思います。そういう方々の一つの参考になれば幸いです。

またリーガルパッドだけでなく、ホルダーなどの紹介やレビューもしていますので、興味のある方は併せてご覧ください。

ちなみに100円均一で販売されているリーガルパッドにも手を出していますので、参考まで。

100均(ダイソー)のリーガルパッドを購入してみたのでレビュー

あとこちらもどうぞ。

Amazonベーシックのリーガルパッドをおすすめする3つの理由