これまでいくつもリーガルパッドに関する記事を書いてきていますが、ここまで来たらこれを使わないと!という一品を紹介したいと思います。
リーガルパッドを使っていて、切り離した紙をどうファイリングしようかと悩んでいる方も多いと思います。捨てるならいいですが、ちょっと取っておきたいときなんかは困りますよね。
そこで今回紹介するのが、きっと洋画や洋ドラマが好きな方は一度は目にしたことがあるはずの「マニラフォルダ」というものです。
この「マニラフォルダ」はアメリカではわりとポピュラーなアイテムで、原材料にマニラ麻が用いられているためこのような名前で呼ばれています。
国内でも似たようなファイルはありますし、医療関係なんかだとカルテファイルがこういう形状だったりするので馴染みがあるかもしれません。
ちなみに今回紹介する「マニラフォルダ」はアメリカのSMEADというメーカーのものですが、海外ではそれ以外にもQUILLやStaples、Pandaflexなどいくつものメーカーが存在しています。
マニラフォルダの基本サイズ
いずれのメーカーも基本的な仕様は同じで、下記のようなサイズになっています。
- 横幅296mm
- 縦229mm(タブのない部分)
- 縦242mm(タブのある部分)
ここで紹介しているのはレターサイズのマニラフォルダですのでお間違いないように。
A4に比べて、レターサイズは幅が6mmほど広く、縦に18mmほど短くなっています。
基本的にマニラフォルダはレターサイズより大きく作られていますので、A4サイズもぴったり収まります。
では実際に「マニラフォルダ」を見ていきましょう。
SMEAD マニラフォルダ
今回のメーカーはアメリカのSMEAD社です。
さらに通常のマニラフォルダよりもタブ部分が折れにくくなっている「タブ強化版」となっています。
またこのシリーズは、3つの山がセットになっているもので、それぞれ33枚+αの約100枚1箱となっています。
アメリカらしくこのあたり枚数がテキトーなので、99枚のときもあれば102枚とか入ってることもありました(笑)
箱を開けるとこんな感じで入っています。
ご覧のとおり外箱も薄めでグシャッとなってしまっていますが、このあたり日用品雑貨の雰囲気が出ていますので仕方がないところかと思います。
これが3つの山のタブ部分ですね。
海外サイトを探してみると5つ山とかもあるようですが、基本は3つのようです。
なぜか国内で似たような製品を探すと、山1つしかないものが多いんですよね…。どれも3つ山各10枚セットとかで売ればいいのにと思います。
では実際にリーガルパッドのレターサイズを入れてみました。やや大きめなので余裕を持って入れられます。
A4サイズの場合、横幅がもう少しフチぎりぎりになる感じですね。
閉じてみるとこのようになります。
ちょっとだけタブ下に挟んである用紙が見えると思います。
中を見るときには、そこに指をかけながらめくると楽なので多少厚みがあっても気にならないと思います。。
また嬉しいことに、挟む書類の量に合わせて厚みを調整できる溝が入っています。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、4段階分の厚み調整が可能なので、ときには薄く、ときにはたくさん入れることができるというのがポイントです。
実際に折ってみました。大体2cmまでの厚みであれば挟むことが可能です。
海外ドラマでは、弁護書類やら機密書類やらを山のように挟んでいるシーンがありますが、ああいうイメージのとおりたくさん入れることができます。
「マニラフォルダ」と「個別フォルダ」の違い
本当であれば実物で比較する方が良いのでしょうが、手元に「個別フォルダ」がないので文面でざっくりと説明したいと思います。
ちなみに「個別フォルダ」に代表されるものは下記の製品ですね。
商品画像を見て頂けばもう違いがわかるかもしれません。
見てのとおり、紙質も全く違いますし、「個別フォルダ」の方が固く厚みがあります。
その分、手軽さというよりは堅牢さがウリなので、持ち歩いて使うという感じではありません。
一方、マニラフォルダはというと薄くて軽くて軟らかいマニラ麻を使っているため、フォルダに書類を挟んだままグニャっとしてペラペラめくることができます。
また「マニラフォルダ」は紙質的に破れにくくメーカーによっては撥水加工をしているところもあるので、意外と水にも強いというのがポイントかと思います。
さらに価格的にもそこまで差がなく、使い勝手は決して悪くないので、「マニラフォルダ」を選択肢に入れない理由はないと思います。
あとは正直なところ好みの問題でしょう(笑)
収納に関して
ちょっと横道にそれますが、この手のフォルダって収納や保存に困りませんか?
ぶっちゃけ基本的にA4ホルダーと同じ程度の大きさですし、既存で流通しているA4サイズが入るボックスなどに入れれば良いだけなんですが。
海外ではよくこんな風にしてダンボールに入っていることが多いですよね。
マニラフォルダは気取らないで使える感じですから、こういう使い方が一番合ってるのかもしれません。
まとめ
やっぱりリーガルパッドにはマニラフォルダが合いますね。この記事を書きながら触っていたら改めて思いました。
もちろん、個人それぞれの好みがあるので押し付ける気はありませんが、どちらもアメリカのアイテムですからそれを組み合わせて使うっていうのが一番しっくり来る感じがあるなあ。
海外ドラマや映画からリーガルパッドの存在を知った方は、ぜひともこの組み合わせで使ってもらいたい、そんな気持ちがあったりします(笑)
ただ良くも悪くも、購入手段が輸入品に頼るしかないところが問題かもしれません。
とは言うものの、アマゾンでもプライム対象商品で販売はありますし、Yahooショッピングでは輸入雑貨のお店がいくつか販売していますので、購入の敷居は低いと思います。
これを手に入れて、ぜひとも楽しいリーガルパッドライフを送りましょう!