コンビニとか近所へのちょっとした買い物のときに手軽に持てる財布って欲しいと思ったことありませんか?
普段大きめの財布や長財布を使っているけど、こういうときにわざわざ持っていくのがめんどくさかったり、小銭だけで用足りるけど免許入れたりカード入れたり最低限のものを一緒に入れたいと思う方も多いんじゃないでしょうか。
そんなときにちょうど良いのが今回紹介する「エムピウ ストラッチョ」というミニ財布です。
エムピウは、東京の上野、蔵前にある革製品のお店で2001年に誕生しています。
私も東京にいるときはお店に何度か行っていて、気づけば今回の「ストラッチョ」でエムピウの製品も7つ目になってしまいました(笑)
ここの製品の良さはなんと行ってもユニークなコンセプトとシンプルさ、馴染むほどに使い勝手が良くなることだと思っています。
ということで、エムピウの「ストラッチョ(straccio goat)」を紹介しつつレビューしていこうと思います。
「straccio」とは
ちなみに「straccio(ストラッチョ)」とは、端切れやぼろ切れといった意味があり、そこから存在感が希薄なといった意味を持っているとのこと。そのためこの「ストラッチョ」は高級感というより普段からガンガン使えるように小さく身軽な感じに作られています。
また、あえて財布っぽくないデザインになっているので、便利財布的なイメージを持っているとかなり違いを感じてしまうので注意が必要です。
今回、私が購入している「ストラッチョ」はゴートという山羊革を使用しているのですが、革の品質が安定しないということで公式では在庫限りで販売を終了するそうです。
しかし同じ形でより高級感のあるリスシオ・ブッテーロやスペリオーレというモデルもあるので、そちらをぜひお手に取ってもらえればと思います。
ちなみにこのユルさというか何というかが便利で、サッと取ってポケットに突っ込んでコンビニ行くときや車のガソリンを入れに行ったり郵便局行ったり、本当にちょっと出るときに使っています。
開封、柔らかくて小さくて…
では開けていきたいと思います。
今回、私は実家のある静岡に戻っているため、ネットを利用して購入しました。
いつもの化粧箱に入っています。
これを開けると、不織布に包まれた「ストラッチョ」本体。
取り出してみます。
今回購入しているカラーはチョコです。
実は同じ色のロディアカバーを持っているのですが、ちょうど在庫があるもの等々を考えてこの色にしました。
では広げていろいろ見ていきましょう。
まずは最初。実はこれ、向きが上下反対だったりします。最初わからなかったんですけどね…。
さらに広げて…これが正しい方向です。
手前のボタンがついているところがカードを入れるスペースです。
こちらは上部になるボタンの受け手側の裏面。
他の方のレビューによると、ここに圧力がかかるのでお金が汚れるという話です。確かに写真の下部分の革が円形で汚れていますね。
といってもこの財布の目的を考えれば多少汚れてもそこまで気にすることはないかな…と思ったり。
そしてこれがお札を入れる部分。
たしかにボタン部分が気にはなりますが、実際にお札を入れてみましょう。
こんな感じですね。公式ではお札10枚程度入れて使うことを考えているようですね。
今回の私の使い方ですと、そこまでお札を入れることも少ないので正直そこまで気になりません。
こちらは小銭を入れる部分です。
そこまで深くもなく、マチもありません。公式では100円玉15枚程度が入るとしています。
実際に小銭を入れてみました。
何が何枚というのは忘れてしまいましたが、手持ちの小銭を入れた限り、厚みもそこまで増えないのでこれくらいの数であれば難なく入れることができるかと思います。
コンパクトさゆえの欠点ではありますが、若干取り出しにくさがありますが、革が柔らかめなのでそこまで不便は感じません。
ただ「ストラッチョ」を使うことで小銭から使用していくクセがついてくるので、そこまで小銭を貯めなくなると思うので必然的にここもそんなに気にしないかも。
こちらがカードを入れる部分です。
他ブログでも注意するポイントとして上がっている、ボタンの裏側部分。
金具がカードに触れて傷付きやすいということですが確かにそんな感じがします。そのためかゴート以外のモデルはここを修正されているようです。
実際にカードを入れてみるとこういう感じになります。
5枚程度は収納可能だそうですが、私の場合は免許とクレカもしくはSuicaと最大でも2〜3枚という感じです。
カードのせいで厚みが増しがちのこともありますが、2〜3枚程度ならさほど影響はなく、全体的にすっきりとしています。
一応、諸々入れた状態で撮影してみました。
お札3枚、カード2枚、100円玉4枚と50円玉1枚を入れた状態です。
お札の折り目の影響もあってふわっとした感じになっていますが、革自体も柔らかいため圧力がかかると結構薄くなります。
こんな感じですね。比較で隣にBlackberryKEYOneを置いています。
何もしていない状態では厚みがあるように感じられましたが、いざポケットに入れればスマホと同じくらいにはなるので(もちろん入れてるモノにもよりますが)、邪魔になりにくいですしポケットも厚みが出てダサくなりにくいので良いと思います。
まとめ
購入してみて改めてちょっとした外出用の財布として最適だなあと思いました。どちらかと言うと、メインの財布があってこそ輝ける気がします。
ミニマリストを目指す方には単体でも十分なのかもしれませんが、大半の方はおそらくメイン財布があって、そこからサテライト的に持ち歩くというのがちょうどいいかな。
会社でランチに行くとき用の財布、ってのもありかもしれません。
小さくて手軽な財布を探している方にはぜひ一度お手にとってもらいたいと思います。
取扱は実店舗のほか、通販はもちろんですけどたまにロフトとか東急ハンズにも置いてあるのを見かけますから、実物を触ってから…とお考えの方はそのようにして頂ければと思います。
よくありがちなデザインではないので、他の人と違う小物を持ちたいという方にもオススメですよ!
※紹介しているゴート素材のタイプが廃盤のため、参考リンクはブッテーロ素材のタイプです。